PCも成熟商品と推定しています。私は、最近では、PCを10年以上使うことにしています。ソフトウエアやハードウエアをメンテナンスしながらPCを長~く使うことを実践しています。どこまで長く使えるかが楽しみです。 

モバイルPCの電池交換

最近、モバイル用の中華軽量PCの異変に気付きました。キーボードが大きく反り返しているのです。早速、原因を調べて対策を行いました。数か月前から電池の消耗が激しく、充電しながらしかPCが使えない状態でした。

このPCだけがCeleron N4100と高性能なCPUではないのですが、2019年購入品と比較的に新しいので4コア品(4つのCPUユニット)となっていて、Windows _11にアップデート出来ています。

↓PCの異変

キーボードが歪んで使えなくなりました。PCの裏蓋を剥がすと原因が判明しました。ラミネート封止のリチウム・イオン電池の右側ユニットが膨らんでいるのが分ります。 注意:裏蓋の「+」ネジはゆるゆるで簡単に外せました。

↓新しいリチウム・イオン電池

新品の電池カバーの仕上りが気になりました。ケーブル接続部や左端のカバーが少しめくれている。品質管理が行き届いた会社なら出荷禁止レベルと推定されるが・・・。

↓電池のの載せ替え後

新しい電池に載せ替えると電池マークが復活し、電池だけのPC駆動も可能となりました。充電スピードもかなり早くなりました。

電池のマークが復活

据え置きノートPCの延命化

2014年の年初に下表の2台のパーソナルコンピューター(PC)を購入しました。デスクトップの代替用でしたので大型ディスプレイ品を選び、何れも据え置きで使っています。当初のOSはMS Windows_8でした。安価なPCには、搭載メモリーは4GBが多かったのですが、倍の8GB品を購入しました。2015年の8月にはWindows_10にアップグレードしました。その後、OSのマイナー・アップデートが続きましたが、ハード・ディスクがアクセスする時のカリカリと音がして遅さが気になりだしました。そこで、2019年、磁気ディスク型のハード・ディスク(HDD、Hard Disk Drive、写真参照)を半導体フラッシュ・メモリー型のフラッシュ・ドライブ(SSD、Solid State Drive)に乗せ換えました。これにより、Windows_10でも使えるものとなりました。

2021年の年末、Windows_11へのアップデートの可能性を確認をしました。その結果、CPUがシングル・コア(CPUユニットが1式しかない)のでアップグレードできないことが分かりました。高性能なCPU載へのせ替えも検討しましたが、BGA(ボールグリッドアレー)方式でCPUが基板に直接半田付けされているので断念するしかありませんでした。Windows_10のサポート期間中(2025年 10月 14日まで )は継続使用の予定です。その後は、軽量OSのChrome OSかLinuxをインストールして使い続ける予定です。この様にすればPCは軽~く10年以上使い続けることができると考えています。

PCHardware Spec.Software(OS、アプリ)
DL
2014年1月購入
i7(Single core), 8GB
1,000GB
Win 8 ->Win 10
MS Office
HP
2014年1月購入
i5(Single core),8GB
750GB
Win 8 ->Win 10
Apache OpenOffice
2台のPCの概要
無用となったハードディスク