今回の寄港地はパナマ共和国のクリストバルです。ここを起点として、ガトゥン湖やカスコ・アンティグオ(旧名称はパナマ・ビエホ)を訪問します。大西洋と太平洋の間の横断手段は、自動車の他にパナマ運河あるいはパナマ運河鉄道が利用できます。

パナマ運河」「ガトゥン湖
パナマ運河は太平洋側のバルボアと大西洋側のコロンを繋ぐ、全長約80kmの閘門式の運河です。短い距離ですが、運河の通航には待ち時間も含めると2日ほどかかります。開通したのは1914年です。「パナマ運河」と運河のために造くられた人造湖:「ガトゥン湖」については次の別ページの記事を見て頂きたく。
スエズ運河とパナマ運河を渡る
 パナマ運河の仕組みを説明しています。
地球温暖化の影響か? パナマ運河も水不足
 ガトゥン湖を遊覧した時に見られた動物の写真などをご覧いただけます。

パナマ運河鉄道
パナマ運河鉄道は首都のパナマシティとカリブ海側のコロンを繋ぐ鉄道です。鉄道はパナマ運河と並行して乗客と荷物を運びます。鉄道の建設は1850年に始まり、1855年に開通しています。鉄道はパナマ運河の建設にも活用されました。

カスコ・アンティグオ(旧名称はパナマ・ビエホ)」
パナマ・ビエホは、1519年以降、スペインの植民都市として発展してきました。イギリスの海賊の放火や略奪(1671年)により、約11km離れた高台にあるカスコ・アンティグオに町の中心を移転させたとのことです。旧市街地は「パナマ・ビエホとパナマ歴史地区」として世界遺産に登録(1997年、2003年)されています。

クリストバル」の地図
クリストバル港はカリブ海側(大西洋側)に位置するパナマ共和国の港です。パナマ運河のカリブ海側の出入口となります。

パナマ運河鉄道

↑カスコ・アンティグオの町並みのスライド

後書き
パナマは治安の悪い場所があります。例えば、クリストバルの港は問題ありませんが、港を一歩でると注意が必要のようです。
カスコ・アンティグオとパナマシティ間をバスで走行しましたが、車窓からでも貧富の差の大ききが感じられました。