今年は気温が急に下がったのと晴天に恵まれ紅葉の色づきが例年より良いのではと思われます。今回のテーマは紅葉した葉の観察です。

紅葉した葉を実体顕微鏡と光学顕微鏡の2種類で見てみました。100倍程度に拡大すると葉の細胞が見えて来ます。紅葉した色や葉脈の違いによってそれぞれ見え方が異なります。

植物の観察で難しいのは良く見える拡大率に対して必要な被写体深度が不足していると言うことでしょうか。顕微鏡で見るには細胞が大き過ぎるので、表面をよく観察すると深さ方向が良く見えません。

左:ケヤキ、中央:モミジ、右:ドウダンツツジ

↑拡大するとパイナップルの表面の様な模様が見えました

↑大きく拡大すると小豆がいっぱい詰まった様に見えました


イチョウ