入社や転勤の度に銀行口座を新たにつくることになっていました。さらに、給料振り込み口座と分離するため、交通費の清算用の口座をつくっていました。勤め人を辞めた今では、沢山ある銀行口座の整理が可能となりました。
自分に必要は銀行口座は、ネット専業銀行と近所に実店舗がある郵便貯金と判断しました。ネット専業銀行は、振り込み/引き出し手数料が規定回数まで無料だったり、外貨取引が簡単にできる、取引がリアルタイムに反映されるなどの特長があります。一方、郵便貯金は支店網の強みがあります。
この機会に、現在の自分に不要な銀行口座を解約することにしました。銀行の統廃合でS銀行はとうの昔に無くなっていますが、M銀行に引き継がれていますので、(通常窓口では扱っていなく)予約して同行を訪問し、3つの通帳の解約手続きをしました。総合口座の取引は2008年02月が最終となっています。25年もの間、放置している口座なので休眠口座扱いとなっていますが、その場で、残金を払い戻してくれました。
外貨口座も定期と普通の2つの通帳がありました。こちらも二十数年間放置していました。金融庁によると外貨口座は休眠口座にはならないそうです。最後の記帳を確認し、普通貯金と定期貯金にそれぞれUS$(米国ドル) 約1,500あるように見えました。円安の今ではお宝か??と思い、少し期待しました。外貨口座の調査には2週間程かかり、結果は郵送されるとのことでした。期待した結果は、普通預金残高:US$0.38(円換算すると約57円)と定期貯金残高:US$ 0との回答でした。取引経緯の報告も欲しいところですが、期待はしぼんでしまいました。残念、残念、残念です。
現時点で取引している稼働銀行口座の解約は簡単です。銀行窓口に行けば即刻解約してくれます。予約なしの急なお願いをしましたが、キャッシュカードと暗証番号を覚えていたので、ATMとPCを使って、残金の払い戻しと口座解約手続きをしてくれました。銀行によっては、事前の予約が必要です。預貯金の残金は少額でも清算してくれます。
参考
金融庁「休眠預金口座」
https://www.fsa.go.jp/policy/kyuminyokin/kyuminyokin.html