今回の訪問地はエジプトです。世界七不思議の1つであるピラミッドを一生に一度は見たいと思っていました。1回目は、爆弾テロの影響で治安が悪化し、訪問できませんでした。2回目にしてやっと訪問が叶いました。クルーズ船は、地中海側のポート・サイド港(或は、ポート・サイード)に停泊します。そこから陸路で首都のカイロを目指します。
「ギザの大ピラミッド」
3つのピラミッドを合わせてギザの三大ピラミッドとも言う。首都カイロはポート・サイドから南西へ、約222kmの位置にあります。乗車したバスはコンボイ編隊を組み、ライフルや機関銃で武装したエジプト警察に護衛されてカイロへ移動しました。途中の道路は砂漠の中に造られていますので砂塵が舞っています。
建築年は不明ですが、約4,500年前に建設されたと推定されています。「メンカウラー王のピラミッド」「カフラー王のピラミッド」「クフ王のピラミッド」をギザの三大ピラミッドと呼んでいます。また、規模は小さいですが、その妃のピラミッドも近くにあります。江戸幕府の使節団がピラミッドを訪れ、記念撮影をしています(1865年)。ギザの大ピラミッドは「メンフィスとその墓地遺跡」の一部として世界遺産にも登録(1979年)されています。
「ポート・サイド」 の地図
「ポート・サイド」あるいは「ポート・サイード」はエジプトの北東部で紅海の地中海側の出口にあります。北にキプロスやトルコを望む位置となります。
↑紅海を北上す時の景色です。東側(シナイ半島側)は長時間に渡り砂漠が見えるだけ。西側には町の景色が見えます。
↑ポート・サイド港は町に隣接して買い物などには便利です。
↑写真はファルーカ観光の様子です。ファルーカは、古くから地中海の東部で使用されているそうで、伝統の帆掛け木造船です。首都のカイロ、ルクソールおよびアスワンの3都市でクルーズが楽しめるとのこと。私はカイロでクルーズしました。
↑レストラン屋上からギザの3大ピラミッドが一望できました。ピラミッドはカイロの町に隣接しています。左から、「もっとも小さいメンカウラー王のピラミッド」、「化粧石が残っているカフラー王のピラミッド」および「最大のクフ王のピラミッド」となっています。
メンカウラー王ピラミッド カフラー王ピラミッド クフ王ピラミッド
↑「クフ王のピラミッド」のおサイズは、高さ:約147m(40階建てのビルに相当)x底辺:約230mだそうです。積み上げられた石は約270〜280万個もあり、重量:約2.5tの石灰岩とのこと。
↑人の大きさと比べると石の大きさが感じられます。盗掘の穴も見られます。
↑東よりの角度から観察するとスフィンクスと3大ピラミッドを一緒に撮れます。スフィンクスはカフラー王ピラミッドの手前に位置しています。
↑スフィンクスのクローズアップです。顔は鼻などが破損して少しのっぺらぼうになりかけています。
ピラミッドを建設した人の住居跡か 現代の住宅
↑ラクダが見られます。直ぐにラクダに乗っけてもらえますが、多額の料金を請求されますのでご注意下さい。