謎の巨大石像モアイのイースター島(現地ではラパ・ヌイと言う)を訪問しました。同島は南米大陸から西へ約3,800km離れたチリ領の孤島である。島には森は見られず、広大な草原が見える。安田喜憲氏の「モアイは語る―地球の未来」によると、自然破壊が進み、イースター島の文明が崩壊したとされている。イースター島を地球の未来にしてはいけないと思う。
モアイ像は約1,000体あり、製造途中のもの、運搬中のもの、立てる準備をしているものも見られる。モアイは、アフと呼ばれる四角い台座の上に立って、基本的には島の内部を向いている(海岸沿いのモアイ)。アフには立ち入り禁止で、モアイは少なくとも、神聖なものとして扱われている。一体のモアイのみが海に向かって設置され、海を渡ったモアイと呼ばれている。四国の(株)タダノが倒れたモアイの修復に貢献したとのことで、お礼にモアイを日本に貸し出したとのこと。この像が海を渡ったモアイである。珍しいものでは座禅モアイも1体ある。
今回は6月末に訪問したが、風が強く吹いていた。また、天候も晴れ、曇り、雨と時間単位で目まぐるしく変わった。おかげで虹が何度も見れた。
※イースター島には大型船が接岸できるドックがないので沖に停泊した船と島間を8-10人乗りテンダーボートでピストン輸送する。途中、波が高くしばしば海水を被るので合羽が必要です。したがって、クルーズで訪問すると、最悪、上陸出来ない可能性もあります。飛行機で来ることも可能。
写真の説明
①寝たモアイと立つモアイ ②帽子を被ったモアイ ③目を入れたモアイ
④海に向ったモアイ ⑤座禅モアイ ⑥通用の虹
⑦地平線に出た不思議な虹