温室効果ガス(GHG)である二酸化炭素(CO2)濃度の測定方法と活用
◇温室効果ガス(GHG)である二酸化炭素CO2の測定には、非分散型赤外線(NDIR)分析計が使われている。二酸化炭素CO2分子の逆対称伸縮振動に伴う波長4.3μm(波数2349cm-1)の赤外線吸収などから、大気中の二酸化炭素CO2濃度を測定している
◇衛星からの計測と地上/海洋に設置したセンサーネットワークを組み合わせた二酸化炭素CO2の計測網を活用し、海洋や森林の炭素循環を明確にするのが課題と考える
◇信頼性に優れ、安価な二酸化炭素CO2センサーが提供されれば、市民によるセンサーネットワークで、二酸化炭素の世界規模のモニターも可能となると思われる