DXを否定した病院では

地方の中核病院の2回目のDX情報です。この病院に診療と検診を受けに行った時の経験をもとにしています。私の願いは、病院のDX化を進めて患者の時間を大切にして欲しい。また、病院どうしが競い合い、診療技術と患者の快適性を追求して欲しいものです。

DXがまったくなされていないある病院の名前を、ここではB病院とします。比較のために、DX化が進んだ隣町の病院をA病院としておきます。予約診療が出来ないことは、病院に来る患者の数を制御できないことを示しています。したがって、患者としてはやたらと待たされることがおこります。病院関係者の側からすると、仕事が効率的に出来なく、働き方改革も望めないと推定されます。

兎に角、B病院は全体的に非効率な病院です。前回、診療を受けに行った時のことをお話します。受付で、あなたはXX科の8番目となりますと言われました。しかし、診療が終了したのは約3時間後でした。しかも、この日は、1月前に診察して頂いたYY医師が来る日だったのでこの日を指定されたのですが、YY医師ではない別の医師が対応されました。当日のXX科の医者は2名で担当していました。私の順番が8番目で約3時間もかかっているので、1人の医者が午前中にたった4名しか診療できなかったことになりますよ。これじゃー、医者の人件費も払えませんので赤字になります。

院長が掲げるB病院の理念から患者に関する部分を抜粋しました。
 基本方針:「患者様本位の医療と安心できる病院環境を創造
 医療理念:「いついかなる時も患者様中心の医療 を実践
笑っちゃいます。理念と実態がかけ離れています。院長は医療はサービス業と言うことをまったく理解されていない。患者の時間は医療関係者の価値より貴重だと言うことを理解してから院長をやって下さいと言いたい。

人間ドック健診をしかたなくB病院で今年度も行った。この病院には検診センターがなく、一般診療とごちゃまぜで検診をおこなっている。他病院の検診センターを知っている検診者からすると、B病院での検診は行きたくならない。本当は、別の病院で検診したいのですが、自治体の補助が出る医療機関で鎮静剤を使った胃カメラ検診を行う病院が近くで見つからないからです。受付時、担当の方にこの病院の検診についていろいろ小言を言いました。検診の終了時、受付の方にご意見を聞かせて欲しいと言われました。アンケートに答える形式でコメントも忌憚なく書きました。この受付の方は、問題意識がある人の様に見え、少し安心しました

DX対応、非対応病院の比較

検診は、どの病院でも、美味しいビジネスの様で力を入れている。その証拠に、個人の検診者には1,000円か1,500円の食事券をくれます。本当は、そんなものは要りませんから、その代わり検診費用を下げて欲しいと思っていますが、、、、。