中核的な総合病院のDXの例
今回は近所の病院のDX(Digital Transformation)の状況が話題です。都市近郊の中核的な総合病院の例をご紹介いたします。
私が今回お世話になった病院は都市近郊の中核的な総合病院です。診療の質は、比較的に高いレベルにあると評価されていると思います。ただし、病院の建物が小さくかつ段差がある2棟からなるなど構造的に難しい点もあります。収益向上のためと思われる健康診断も積極的行われているが、最近の検診センターに慣れた人には、混雑時、患者と検診者が錯綜しごったまぜになるなど、自然と、この病院への再訪は足が重くなります。この病院は、高価な手術ロボットのダビンチなどを導入して活用していますが、DX化の投資は一切行っていないように見え、患者の時間をただ浪費させています。
今回の「受付から診療までの一連の流れ」を示しました。今回の受診に約3時間を要しましたが、DX化が進んでいれば、少なくとも約1/3の1時間は短縮できたと推察されます。病院はサービス業であります。したがって、診療の質を高め、患者などを必要以上に拘束しない視点が必須であると思う。そのために受付から会計までをDX化して効率化を是非進めて欲しいものです。
【受付から診療までの一連の流れ】
13:10 窓口での受付
診察券を窓口に提出しました。初診なので症状を書類に記載もした。ただし、診察券もあるのに名前、住所、生年月日などを書かせる必要があるのか?と疑問に思った。
※そういえば、健康診断の時も事前に送付されて来た書類を複数枚準備したのにも関わらず、追加で、同じ様な内容の書類に必要事項を再度書かされた記憶あり。健康診断は電話での予約のみだが、診療に関しては電話などでの予約はできない。
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14:00 診察時間開始
??体液採取し提出する。
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15:00 担当医の診察を受ける。体液の分析結果の報告と薬を処方するので飲むようにとの指示を受ける。診療は約5分程度で完了しました。
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15:45 処方箋と書類の受取
診察場所で、パスケースに処方箋、会計に必要な書類などを入れてもらい、患者が自ら会計窓口へ運ぶシステムになっている。
※診察を受けた時点で、医師の薬の処方はPC上で完了している。したがって、確認や印刷に40分も時間が掛かっていると推察される。
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15:55 会計
先客はいなっかたので私の会計処理だけに12分必要だったようだ。
※DX対応病院との比較:お金の支払いは窓口に現金を手渡しする方式で、他病院の様にクレジットカード決済や現金支払い機の様な自動化はなされていない。